愛という名の代名詞
1年前のこの瞬間
私の世界は大きく変わった
私の中で嵐は
余りにも大きすぎる愛の塊だった
沈んだ心を簡単に持ち上げてくれるのは嵐
こんなにも愛しいと思う人達は
他にはいないんです
だから…だから……
なんて
そこから先の言葉を口に出すのは
簡単なんだよ
その言葉を言うのは誰にだって出来るし
それに
逃げでしかないんだ
一生懸命に向き合おうとしてくれてる
彼等から逃げてるのと一緒なんだ
向き合って受け入れて
彼等の決断を抱きしめてあげることの方が
何億倍も難しいんだ
どうしたって逃げたくなってしまうけれど
強くなりたかった
彼等と向き合える強さが欲しい
でも嵐がいなくなると思うと
私は途端に弱くなってしまう
こんなにも自分が弱くて脆いのかと
ビックリした
今まで彼等がいてくれたから
強くいられたんだなって
改めて気付かされてしまった
本当に人間の優しさの全てが詰まった様な
そんな5人
そういう嵐が好き
大好きで大好きで堪らなかった
きっとこれからもそうなんだと思う
5人からの愛を貰うたびに
5人の優しさに触れるたびに
溢れる多幸感
嬉しい·楽しい·幸せ
その感情が生まれるたびに
同時に現れる
寂しい·苦しい·切ない
あの日から優しさを貰うたびに
幸せだけを感じることが出来なくなってしまった
どうしてだろう
こんなにも愛されているのに
どうして彼等の未来は
1度離れることが決まっているのだろう
優しい5人が大好きなのに
5人に優しくされるたびに
こんなにも寂しくて
こんなにも切ない
どうしたって楽になんてなれなくて
彼らの未来に目を向けたくても
どうしたって拒否する自分がいて
この1年そんな自分と
ずっと戦ってきた
活動休止を発表したあと私は
楽しそうに5人で歌って踊るとこをみると
「なんで、どうして」って
泣いてばかりいた
でも少し前に
後輩と嵐のMVを一緒に見ていたとき
後輩が
『こんな楽しそうに5人で歌って踊るのになんで』
って呟いたとき
私は
「だからだよ。
5人で楽しく歌って踊る未来を守るために
5人が揃って誰よりも嵐を愛し続けるために
今、活動休止するんだよ」
って無意識に言っていた
自分では気づかないうちに
少しだけ前を向いていた
2020年の12月31日まで
駆け抜けていこうとしてる5人は
絶対に幸せばかりくれるんだよ
たっっっっっくさん
嬉しい気持ちばかりくれると思うんだよ
未来なんて分かるはずないのに
そんなふうに信頼できてしまう人達なんだ
誰よりも"嵐"を愛しているあの5人
私はいったい何を返せるだろう
活動休止までの時間で
私は嵐のために何ができるんだろう
考えても考えても
分からないけれど
ずーっと好きだよ
ずーっと好き
そんな保証なんてどこにも無いくせに
それでも
ずーっと大好き
私にはこれぐらいしか出来ない
好きだと叫び続けること
1年後
誰よりも大切な人達が
何よりも大切なものに
宝箱に鍵をかける
そんな未来が待ってる
「自分の手で本当に愛する物を殺そうとしている」
そんな風に
顔で笑って
心は血だらけになって
5人で死に物狂いに闘っている
彼らがいたから強くなれたなら
今度は
彼らのために強くなれ
嵐のために強くなれ
彼らの苦しみに
寄り添うために
彼らの笑顔を守るために
強くなろう
頑張って2020年を生きよう